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平成20年第2回定例会 (第5号) |
86 : ◯議長(木下章君)◯議長(木下章君) 次に、第47号議案について討論を行います。 |
87 : ◯1番(山崎法子君)◯1番(山崎法子君) 皆様こんにちは。公明党の山崎法子でございます。 今定例会に上程されています第47号議案 指定管理者の指定の件について、委員長報告に賛成、すなわち原案に対して反対の立場から討論を行います。 この議案は、平成14年の開業以来、毎年およそ1億円を一般会計から繰り出し、足かけ6年間にわたり随意契約で運営されてきた敦賀きらめき温泉リラ・ポートに指定管理者制度を導入して、経費の削減とサービスの向上を目的として、昨年12月の条例改正から、本年10月の導入に向けて指定管理者の公募を行い、指定管理者を指定する条例案となっています。 私たち敦賀市議会公明党は、集客施設として活用し、敦賀市民の健康増進に寄与している敦賀きらめき温泉リラ・ポートを否定するものではありません。さらには、熱心に議論、検討をいただいた選定委員会の答申や、その答申に示された業者を否定するものではありません。 私たちが申し上げたいのは、本議案の提案理由で、サービスの向上は述べられましたが、経費削減については余り多く示されていないということです。 以前より、集客施設は施設使用料によって収支のバランスが図られることが大原則であり、ランニングコストの見直しやレストランの収支の提示を求めてきましたが、そのたびに、ただ単に赤字の一言で片づけられてきました。そして、今回の条例案もまさにサービス向上のみが前面に示され、肝心の経費削減が二の次になっていることが明らかであります。 これでは、河瀬市長がここ数年にわたり行財政改革を提唱し、その号令に市職員一丸となり全庁挙げて取り組んできたことが、ここにきてないがしろにされ、その方向性がゆがんでしまいます。 私たちは、本会議及び委員会の場で、議案審議のため、議案上程に伴う明確な根拠を求めました。なぜ最低金額を提示する業者よりも3000万円も高い指定管理料が妥当なのか。本来この施設が持っている機能や価値が正当に評価されているかといった説明を求めましたが、残念ながら最後まで明確な答弁は得られず、これでは本議案を可決するには余りにも疑問が残ります。 何ら経費削減の根拠が示されないこの状況で条例案を認めるとすると、向こう5年半にわたり一般会計からおよそ総額約5億3000万円もの繰出金を認めることになり、これでは議会として市民の皆さんへの責任を果たすことができません。改めて明確な根拠、判断材料を示すことのできる議案を提案いただくことを切に望み、この条例案については反対をいたします。 議員各位におかれましては、私どもの決断を御理解いただき、御賛同いただきますようよろしくお願いいたします。 以上であります。 |
88 : ◯議長(木下章君)◯議長(木下章君) 次に、同じく委員長報告に賛成の討論を行います。 |
89 : ◯16番(岡本正治君)◯16番(岡本正治君) 新政会の岡本正治でございます。 ただいまより、第47号議案 指定管理者の指定の件に関する委員長報告に賛成、そして第47号議案の原案に反対の討論を行います。 この件は、敦賀きらめき温泉リラ・ポートの指定管理者を指定するためのものでございます。 この議案が今議会に上程されるまでには、敦賀市指定管理者選定委員会が行われ、応募者から提出された事業計画書、施設の視察、プレゼンテーションの開催等により、選定委員の皆さんが施設の適切な管理、設置目的に応じた事業の強み、経費の縮減、管理の安定等、多面的な角度から検討をいただき、管理経費の縮減だけでなく、施設の効用の最大化を図るための評価を行ったと聞いております。 そして、選定については、応募事業者4団体の評価が拮抗し、最初の選定ではどの事業者も過半数の支持を得ることができず、最後には上位2社による決選投票により決定されたとも聞き及んでおります。 この選定時の10名の各委員の皆さんの御苦労には心から敬意と感謝を申し上げるものでございますが、この選定委員会は応募者の中でどの事業者を選定するかを主目的とされ、敦賀市の総合的かつ将来的な財政状況等の外的環境を考慮した指定管理者のあり方等については十分に議論するものではなかったのではないかと思われます。すなわち、このたびの選定の過程では、敦賀市の現在の厳しい財政状況等の議論が十分に行われていないと思われます。 本来、指定管理者制度は、公共サービスを行うにおいて、その適正化を図ることを目的とし、直営方式が割高で硬直性があり供給量が少ないという欠点が目立つため、民営方式により供給コストを削減し、さらに民間との連携を深めて、全体として地域社会の公共サービスの供給能力を増大させるという高次元の対応のための政策の一環として位置づけられるものであります。 そして、指定管理者の形態も、公共性の高い場合と低い場合では大きい違いもあるわけでございまして、高い場合は受益者負担を求めることが難しいため、利用料金プラス委託料金の併用も考えられますが、温泉施設のような集客施設は、多くの場合、利用料金のみの独立採算型の指定管理者制度を導入すべきであります。 例えば、リラ・ポートのような観光用集客目的を備えた施設は公共性の低いものであり、利用料金で運営する指定管理者を指定すべきであります。ところが今回の場合は利用料にプラスして指定管理料との併用となり、多分、今後の施設の補修料と指定管理料とを加味すると、将来にわたり年間1億円以上の税金の投入が予想されるわけでございます。 そして、建設以来の赤字補てん額と修理費も既に相当な額となっており、また赤字解消の見通しも全く立っておらないのが現状ですし、このような状況で、ただ赤字施設だから指定管理者を指定し民間に任せるというのは言語道断とも言えると考えます。 本来ならば、このような指定管理者に指定する前に赤字の原因を徹底的に究明し、指定管理料をゼロベースに想定し民間に運営を委託することを考えるべきでありますし、さらには、場合によっては今後の存続についても十分検討を行い、そして指定管理者の導入も含めたリラ・ポートの将来の経営計画を決定すべきと考えます。 2005年にも本施設に関してコンサルによる経営分析が行われましたが、当時のレポートは、委託運営会社による内部計数資料を中心とした机上での調査が中心で、しかも2階部分は賃貸を前提としたもので、今回の指定管理者導入についてはほとんど参考になるものではないと考えます。 もちろん、私も指定管理者制度そのものについては以前より大いに賛同してまいったものですが、今回のような安易な指定管理者の指定には賛同することはできません。 もし我々民間企業で、それがたとえ社員の福祉が目的であっても、赤字部門の原因もろくに究明もせず、また改善策もつくらず、ただアウトソーシングを提案されても、まず取締役会の承認は99%得られないでしょう。なぜなら、決定者全員がリスクを分担しなければならず、場合によっては個人が損害金を負担させられることもあるからでございます。しかし、この場合でも自分の資産を使ってのことでありますから、まだいいのかもしれません。 行政の場合は、投資のリスクにだれも個人の負担を負うことはありませんが、その負担は市民の税金等によらなければならず、このことは民間企業以上に行政の執行者は重い責任を持っているわけであり、より慎重かつ健全な財政運営や政策的投資を行わなければならないと考えます。 そのため、私としては、現段階ではリラ・ポートの指定管理者の指名は、まだまだ時期が早いものと考える次第であります。 またもう1点、市長が常々、リラ・ポートは市民の強い要望があったのでつくりましたとおっしゃられておりますが、市民の皆さんはこれからも5年間、毎年1億円近い税金を投入してまで、このリラ・ポートの存続を願っているでしょうか。私は、決してそのようなことはないと考えます。 よって私は、以上のような理由により、第47号議案 指定管理者の指定の件について反対を申し上げます。
議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 |
90 : ◯議長(木下章君)◯議長(木下章君) 次に、同じく委員長報告に賛成の討論を行います。 |
91 : ◯24番(堂前一幸君)◯24番(堂前一幸君) 市政会の堂前一幸でございます。 私は市政会を代表して、第47号議案 指定管理者の指定の件について、否決という総務常任委員長報告に賛成の討論を行います。 私たち市政会の中でも、今回の議案に関しては、リラ・ポート指定管理者候補者選定委員会と同様、賛否が分かれました。 候補業者の年平均指定管理料は4社の中でも最高額ではあるが、値下げ交渉により最終的に見込める金額は平成17年12月に民間コンサルタント会社、トーマツコンサルティングが答申したコスト削減によるリラ・ポート委託の適正金額8600万円と、くしくも同額であり、入湯税3500万円が市の収入として見込まれ、年実質5000万円の持ち出しは、建物の規模と立地条件から今後ともリラ・ポートを健全に運営していくことが必要であり、あわせてサービス向上が図れれば、市民に理解を得られる妥当な選択であるという意見。 対して、将来にわたって市税の減収、また社会保障費の増額が見込まれるなど、市の財政状況の厳しさが増す環境下で、あえて最高額の指定管理料を提示する業者を選定することの疑問。 また、長年にわたり現在の委託制度の中でも、コスト削減のためバーデプール教室の閉鎖、市内循環送迎バスの廃止を敦賀市の提案のもと、それを認めてきた議会の方向性から考え、リラ・ポートの指定管理に期待するものは、現在のサービスの維持を前提とした一般会計からの持ち出しを極力低くすることにあるという意見の対立がありました。 問題は候補業者と他の業者の指定管理料、年平均2000万円、5年半の契約で約1億1000万円の差がサービス向上と経費削減の点の重要な判断材料となりました。比較検討する必要があると考え、総務常任委員会で判断材料となる他の3社の事業計画概要資料の提出を求めましたが、理事者からは、事業者の営業ノウハウにも絡み影響があると拒否されたことにより、候補者選定委員会の判断並びに敦賀市の候補者選定の妥当性を見出せなかったのも残念であります。 私たち市政会は、ここ数年来の厳しい敦賀市の財政状況、それに伴う各分野でのコスト削減を重視し、候補者選定委員会のリラ・ポート運営だけに関する指定管理の適正という部分最適だけでなく、敦賀市全体の予算総額491億円の中でのリラ・ポートの指定管理の適正額という全体最適を第一に考えるとともに、数年後にも必要となるリニューアルなどの敦賀市負担費用も熟慮した結果、本議案は否決すべきものと一致したわけであります。 この議案を否決するに当たり、現委託業者の考えいかんによっては最悪の場合10月より休館もあり得るというリスクもあえて受けとめ、非常に重い判断をするものであります。また、仮に本議案が否決されれば、理事者には結果を重く受けとめていただくとともに、リスクを最小限にとどめるよう早急なる対応をお願いするものです。 以上を述べまして、私は、第47号議案 指定管理者の指定の件に対し否決するという委員長報告に賛成するものでございます。 議員各位の賛同をお願いいたします。 |
92 : ◯議長(木下章君)◯議長(木下章君) 以上で第47号議案に対する討論を終結し、採決いたします。 第47号議案については、委員長報告は否決でありますので、会議規則第70条第1項の規定により原案についてお諮りいたします。
第47号議案 指定管理者の指定の件について、原案のとおり、これを決することに賛成の諸君の起立を求めます。 |
93 : ◯議長(木下章君)◯議長(木下章君) 起立少数。よって、第47号議案については、否決されました。 |
94 : ◯議長(木下章君)◯議長(木下章君) 次に、分離採決の申し出があります第43号議案及び第46号議案について採決いたします。
まず、第43号議案 平成20年度敦賀市一般会計補正予算(第1号)について、各委員長報告のとおり、これを決することに賛成の諸君の起立を求めます。 |
95 : ◯議長(木下章君)◯議長(木下章君) 起立多数。よって、第43号議案については、各委員長報告のとおり可決いたしました。 |
96 : ◯議長(木下章君)◯議長(木下章君) 次に、第46号議案 敦賀市都市公園条例の一部改正の件について、委員長報告のとおり、これを決することに賛成の諸君の起立を求めます。 |
97 : ◯議長(木下章君)◯議長(木下章君) 起立多数。よって、第46号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。 |





