24 : 8番(岡本正治君)
◯8番(岡本正治君) 市政会の岡本正治でございます。
私は、第12号議案 平成18年度敦賀市一般会計予算について、各委員長報告に対しまして賛成の立場から討論を行います。
最近の我が国の経済につきましては、まだデフレ要因が完全に払拭はされておりませんが、景気回復の兆しが見えてきた中で、消費者物価の上昇を受け、先般、日本銀行は量的緩和政策の解除を決定したところでございます。
一方、本市の市民生活におきましては、まだまだ景気回復を実感するほどには至っておりませんが、しかし日本原電3・4号機の増設準備工事やもんじゅの改造工事の本格着工、さらには産業団地の総合完成を待たずして今回新たに1社の進出が決定するなど、今後の景気回復へ向けて大いに期待できる状況が整ってきたのではないかと考えております。
また、地方財政の現状を見ますと、税収が回復傾向にある一方で、公債費が高水準で推移することや、社会保険関係経費の自然増加等により引き続き大幅な財源不足が見込まれることから、歳出の徹底した見直しとともに新しい財政運営等を模索しながら、魅力ある都市の形成に向け、地域の課題に積極的に取り組むことが求められております。
本市におきましても、財政を取り巻く環境は固定資産税の減少に伴う市税の落ち込みや三位一体の改革の影響を受け、一段と厳しさを増しております。
そのような中で、財政状況を十分確認の上、徹底した経費の削減と財源の重点的、効率的配分を行い、歳出規模の抑制に努めるとともに、臨時財政対策債等を有効に活用し、市民サービスを低下させることなく第5次総合計画に基づく重要施策の推進に向けて積極的に取り組む予算編成となったことは高く評価できるものでございます。
今回提案されました本市の平成18年度一般会計予算は249億5442万3000円と前年度当初予算と比較して2.9%の減となり、10年ぶりに250億円台を割り込み、歳出規模を極力抑えた編成がなされております。しかし、予算配分については分権型社会にふさわしい真の自立を目指したまちづくりを推進していくため、バランスと節度のある予算編成がなされており、大いに評価するものでございます。
歳入予算についても、市税が132億2916万2000円で、固定資産税の減収により前年度に比べ3.9%の減でありますが、日本原電3・4号機の増設にかかわる三法交付金などの有効活用により調整がなされております。しかし、財政調整基金の残高が平成18年度末で11億円弱となっており、ピーク時には70億円近くあったことを考えると非常に寂しい限りでございます。今後とも一層のコスト縮減と財政確保に取り組み、少しでも積み立てができるような財政運営に努めていただくことを望むものでございます。
また、歳出につきましては、当面する多くの行政需要がある中で、特に重点事業として秋の新快速電車乗り入れを契機とした活性化事業では、駅前広場改修等事業費、店舗開業支援事業費補助金、JR直流化開業イベント開催事業費、新疋田駅周辺整備事業費、地域ブランド創造事業費補助金、さらに遊敦塾運営事業費補助金を盛り込み、中心市街地の活性化、観光の振興及び地域経済の活性化に向け積極的に取り組む予算となっております。
また、少子・高齢化対策として子育て応援育児用品支給事業費、マイ保育園登録事業費、中央児童クラブの開設事業費、不妊治療費の拡大補助、地域包括支援センター運営委託料を計上し、市民生活に直結した予算となっております。
安心、安全のまちづくりでは、消防防災館(仮称)整備事業費、災害時要援護対策等推進事業費、自動体外式除細動器(AED)購入費、安全・安心メール配信システム整備事業費などに重点的に予算配分したということで、市民の負託にこたえためり張りのきいた予算となっており、高く評価をいたすものであります。
ところで、今ほど今大地議員より反対討論もございましたが、地球と握手PR事業は愛・地球博2005の瀬戸会場に出展した「地球と握手・大地の呼吸」モニュメントを題材に、委託業者が主に京都を中心とした関西圏にキャラバン隊を組み、2ヵ月間で約30ヵ所の巡回移動ワークショップを実施するものでございます。その中で1万5000人の参加者を目標に、にぎりオブジェの作成を通じて関西圏の人たちに敦賀市のPR及び直流化に合わせ敦賀市への誘客を促進するもので、あわせて観光キャンペーンレディによる出向宣伝、またNHK等の報道機関によるテレビ番組を予定されており、直流化にあわせ敦賀市のPR及び観光客誘致に絶大な効果があるものと考えます。
ただ、この事業に関しましては、その事前評価の成果につきましてはまだ未知数であり、今後、議会としてもしっかりとその効果を検証していかなければならないと考えます。
また、委員会等でも御意見がございましたが、原子力依存による箱物行政との批判でございますが、これまで再三にわたり議論を重ねてきたものであり、市民に対する安全、安心は言うに及ばず、原子力発電所との共存共栄を図り、市民福祉の向上と地域の活性化のために市立敦賀病院事業会計等への寄附金も含め、大いに有効に活用することが大切であると考えております。
以上申し上げまして、第12号議案 平成18年度敦賀市一般会計予算について、各委員長報告に対し賛成の討論といたします。
議員各位の御賛同をよろしくお願いを申し上げます。
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