議会報告

平成17年第3回定例会 (第2号)

49 : 8番(岡本正治君)

◯8番(岡本正治君) 市政会の岡本正治でございます。
 通告書に基づきまして質問させていただきます。

まず最初に、深川等の洪水対策についてお尋ねをいたします。

当地敦賀市もおかげさまで今年度は昨年と違い大雨や大きな災害もなく、大変喜ばしい限りでございます。

しかしそんな中でも、やはりことしも例年のように道路冠水がございました。7月31日の正午ごろでございます。場所は私の家の近くですが、布田町の水路で深川に流れ込んでいる、その支流でございます。

多分市の担当者の方々既に御存じと思いますが、この水路は道口地区から布田町に流れ込み、そして深川に入るわけでございますが、その深川への流出口の手前が毎年増水し、道路が冠水するわけでございます。

このようになる理由の一つは、もちろん流水量が多いことが一番の理由でもございますが、もう一つは、深川の増水によりまして水位差がなくなり流出速度が遅くなることが考えられます。また、近年なぜこの箇所がこれほど冠水することが多くなったのかと申しますと、やはりここ数年、布田町の開発が進んだことが大きく影響しているとも思います。

しかし、このようなことはやむを得ないことであり、開発に応じて環境は整備されなければならないことは当然でございます。

そこで私も当日、7月31日でございますが、周辺の事情を調査いたしてまいりました。降り始めたのはちょうど11時過ぎだったと思います。そして、30分ぐらいで増水をいたしまして道路の冠水が始まりました。

そのときちょうど横の深川と木ノ芽川の状況がどのようになっていたかと申しますと、まず木ノ芽川ですが、その時間にはまだほとんど増水の徴候はありませんでした。このとき、しかし深川は既に水位のピークに達しておりました。しかし、流出口はまだ半分ほどしか隠れていませんでしたが、これらのことをまとめて考えますと、降水地からこの地点までの水の到達時間が木ノ芽川は遅く、深川と布田町河川の到達時間がほぼ同時であり、また木ノ芽川より早いということでございます。

そこで以上のことから考えますことは、素人の私でも、流出口の幅員が狭いことから布田町が冠水をしやすいということでございます。そして、この道路はここを通って生活している人たちの唯一の公道でもあるわけですが、冠水のピーク時には川と道路の区別がつかず、車も通行はできません。今まではせいぜい数時間程度ですが、もし長時間冠水となれば生活にも支障を来します。そのため、ここの地区の洪水対策は早急に実施を要すると考えるわけでございます。

もっとも全面的な対策となりますと、深川のしゅんせつが必要になるわけですが、昨年、実は深川のしゅんせつを計画していただいたことがございましたが、調査の結果、深川の河床は数年前にコンクリート打設が行われており、しゅんせつは難しいため中止になったわけでございます。そのため当面の対策といたしましては、流出口を拡幅することが一番有効な対策ではないかと考えます。

そこで、まずこのことにつきまして、敦賀市として今後この地区の洪水対策の実施を行う予定があるのか。また、あるのならば、どのような対策を考えておられるのかお聞きをいたしたいと思います。

2つ目の質問でございます。敦賀市の財政問題についてですが、特に固定資産税等についてお聞きをいたします。

8月の新聞にて発表されたことでございますが、この8月23日、経済産業省が固定資産の価値の減少分を決算期ごとに費用に計上する減価償却制度につきまして、現在は資産を取得した価格の95%までしか認められていない償却限度額を撤廃する方針を発表したとございました。また、この制度は日本にだけ存在する制度であり、残りの償却資産の5%には設備がなくならない限り固定資産税がかかることから、現在のグローバル化した時代に企業は国際的に不利になるということもあり、この制度をなくすことにより企業の設備投資を促し、国際競争力を高めるためであると説明をされています。

確かにここまでは大変民間にとっても結構な政策であるのはわかりますが、しかし、このことが実現すれば数千億円の減税になるということでございます。確かにこの減税は、国にとっては腹の痛まない減税ですが、固定資産税を税収の主にしている地方にとっては大きな減収となるわけでございます。

そこでお聞きをしたいのですが、1つ目は、この政策が本当に実施されるのかどうか。また2つ目は、現在敦賀市におきまして、この償却資産の5%分に課税されている税収はどのくらいあるのかお聞きをいたしたいと存じます。

3つ目でございます。地域再生法の適用の申請についてでございます。

今年の4月に地域再生法が施行され、7月現在、国におきまして既に453件の地域再生計画が誕生していると聞いております。この制度のねらいは、地域の問題意識等を踏まえ、地域再生本部としての今後の取り組みの姿勢を明確に示す観点から、地域再生に向けた取り組みを自主裁量で戦略的に実施できるようにするため、さらなる施策の展開の方法と戦略の決定を行う。そして、その展開の方法としまして、各種政策手段を組み合わせた地域の自力全開戦略としての取り組みを三位一体の改革にも資する方向で強力に推進をする。推進に当たっては、次の3点について、府省横断的なものも含め、補助金改革等を実施する。

その1つとしまして、知恵と工夫の競争のサポート、促進。2つ、自主裁量性の尊重、縦割り行政の是正、成果主義的政策への転換。3つ、民間のノウハウ、資金等の活用の促進。以上の3点が内閣官房地域再生推進室より具体的展開の方法として示されていますが、この2の中に補助金により整備された施設の有効活用等、既存ストックの活用ということが含まれております。

また、現在まで当福井県におきましても多くの地域再生事業が認定をされております。この地域再生本部というのは、平成15年に内閣府に誕生しているわけでございます。それ以降のことでございます。

例えば大野市におきましては、福井県が国庫補助を受けて整備した中山間地域活性化施設スターランドさかだにを有効活用し、周辺の施設や地域資源との連携を強化しながら、改めて大野市が策定した「おおの型食・農業・農村ビジョン」に位置づけられている都市を主眼に置いた農村交流を推進し、地域活性化を目指す事業を行おうという計画が既に認定を受けています。これは、地域再生計画による補助対象施設の転用の迅速化によって事業の円滑な推進を実施させたものであると考えます。

そこで以上のことから、今後、敦賀市にとりましても、廃校等により教育施設の利用については、この地域再生法の適用を受けるべきではないかと考えます。現在のところでは旧の愛発小中学校の校舎について、検討委員会で地元の方々も含め、より地域にとって効率のよい利用方法を研究されていると聞いておりますが、今後さらに他の地区においても廃校利用の問題が起きてまいると考えられます。

そして、多分廃校になる地区は、ほとんどが過疎化していく傾向が大きいとも思います。そのため、やはり地域の活性化を促し、過疎化を食いとめ、さらには当該地域にとってより発展的な対策を進めるために思い切った有効利用を図るべきであると考えます。例えば民間の資本等の導入を含め、教育関係とは全く違った活用も一つの方法ではないでしょうか。

そこでお聞きをいたしたいわけですが、廃校につきまして、敦賀市としては今後、地域再生法の申請も踏まえて考えていくのかどうか、御質問をさせていただきます。

4つ目でございます。金ケ崎史跡と桜の木について御質問をさせていただきます。

現在の敦賀市の観光の拠点はいろいろあるわけですが、やはり港、特に旧港エリアがその中心的役割を果たしているのではないでしょうか。また、その中でも市民の方々にも1年間を通して健康づくりのためのウオーキングなどで親しまれています金ケ崎地区や天筒山公園は大変重要な役割を果たしていると考えます。

特に最近では、春や夏には金ケ崎地区は大変観光客にも人気は高く、今後JRの直流化によっては、敦賀市の観光施設の目玉的存在にもなるものと考えられます。春には桜、夏、秋には風光明媚な散策路などは、県外の多くの人々にも愛される観光地になる可能性は大いにあると考えます。

しかし、ここには金崎宮という宗教施設が存在することや、歴史的な史跡があるため、行政としてもこの地区の整備には大変難しい面があったわけでもございます。それでも現在まで商工観光課、文化課、そして都市計画課の皆さんの努力によりまして、また多くの規制があるにもかかわらず、よくここまで観光地としての整備をやってこられたことに対しましては、本当に敬意を表するところでもございます。特に昨年は駐車場と立派なトイレを設置されたことや、この議会にも補正予算の中で金ケ崎公園から中池見へ通じる散策路の実施計画等、委託料を計上いただいたことは大変評価いたすところでもございます。

しかし、この金ケ崎のまさに目玉であるところの桜の木については、ほとんど行政としては支援を行ってきていないと思います。まさにボランティアの方々や宮司さんによって金ケ崎の桜の木が辛うじて維持されてきたと言っても過言ではございません。

現在、市内にも確かに桜の名所は各地に数多くございますが、やはり史跡とともに共存する名所は数少ないと思います。だから県外の方々にも人気があるものと思います。ただ桜の花だけをめでる場所でしたら敦賀にもいろいろあるとは思います。その意味で、この金ケ崎地区はやはり金ケ崎史跡と桜とがともにある観光スポットとして大変価値があるのではないかと考えますので、今後とも桜や遊歩道等は大切に維持管理をしていくことも必要と考えるわけでございます。

私も現在まで二十数年、この金ケ崎の整備や清掃を市内のボランティア団体の一員として年に数回行ってまいりましたが、しかしその都度感じさせられることは、もうこれ以上は幾らボランティア団体でも、しょせん素人の集団でありまして限界があるということでございます。特に桜の木の整備やその周辺の木々の整備は、どうしても専門家の力を必要とするわけでございます。

そこで質問させていただきたいのは、この桜の木も含めて、金ケ崎地区の整備を今後どのように長期的に行っていくのかをお聞きをいたしたいと思います。

以上、1回目の質問を終わらせていただきます。

  〔市長 河瀬一治君登壇〕

50 : 市長(河瀬一治君)

◯市長(河瀬一治君) それでは、岡本議員の質問にお答えをしてまいります。

まず深川等の洪水対策ということで、議員の方から、やはりいっときに雨が降りますとあそこが冠水するということ。また私どもも承知をいたしておるところでございます。

そこで、布田町におきましても住宅地ふえました。その進展によりまして雨水流量水、大変増大をしております。確かに開発は開発としてとらえながら、それに追いつく環境対策ということでございますので。

今その浸水対策といたしましては、御指摘の深川への流出口の拡幅を含めました調査設計委託業務を発注いたしておりますので、今後はその調査結果を踏まえて整備を進めてまいりたいというふうに思っておるところでございます。

次に、財政問題でございます。議員御指摘、先月23日の新聞等にも載っておりましたけれども、経済産業政策局長の私的勉強会であります経済社会の持続的発展のための企業税制改革に関する研究会というものでございます。その記事を読まれてだというふうに存じます。

公表されました一つの現行の減価償却制度につきまして、実態にそぐわなくなってきていることを理由に、企業活動の実態と、また国際的な整合性を踏まえた見直しが必要であるというふうに指摘がされておりますけれども、議員の方から先ほど説明があったとおりでございまして、現段階ではその検討の結果が単に公表されたにすぎないというふうに、そのような状況であるというふうに私ども理解をいたしておるところでございます。

したがいまして、その見直しが実施を本当にされるのか、またされないのか。また、実施する場合はいつなのか。現在のところは地方税を所管する総務省から何ら私ども聞いておりませんので。また情報も実際にございません。今後の動きに注視をしてまいりたいなというふうに考えているところであります。

例えば、ちなみに現段階で見直しがされた場合には、およそ私ども敦賀市で1億7000万円の、その程度の減収というふうになるわけでございまして、こういうことになりますと私どもとしてはどうもならんという、そういう考えを持っておるところでございます。

次に、地域再生法の適用でございます。私どもも愛発小中学校、地元に御協力得ながら、今、休校という形でなっておるところでございますけれども、やはりそういうところについても、なかなか現状況でいきますと、あそこを改めて開くということは極めて難しい。やはりそういう地域再生法の申請も踏まえて考えていくのはどうかということでございますけれども。

議員の方からも、この地域再生法に関する詳しい説明をいただきました。まさに御指摘のとおりでありまして、その地域再生法、民間の資本の導入、また公共施設の転用の弾力化など、今までにはない新しい方法で地域活性化の対策を示した点では大変重要であるというふうに私ども認識をいたしております。

そこで、公共施設の転用ということにもなるわけでありますので、この地域再生法の申請を十分踏まえて検討すべき課題であるというふうに認識をいたしておる次第であります。

次に、桜の木でございます。岡本議員の方からはボランティア団体ということで、これは敦賀みなとライオンズクラブさんでございますので。非常に熱心に取り組んでいただいておりまして、私も何度か参加させていただきました。

桜一目千本、一目見ると千本ぐらいあるんじゃないかと言われて歌になっております金ケ崎でありますけれども、実際に数えたことはございませんけれども、ちょっと1000本切っておるんじゃないかなというふうに私ども実は考えまして、もう少し立派に桜があるといいなということも思っております。

今、金ケ崎公園の方は御承知のとおり都市公園として昭和49年から昭和54年までに整備が完了いたしておりまして、その間、先ほど言いました敦賀みなとライオンズクラブさん初めいろんな地区の皆さん方のお力を得て清掃活動をいただいておりますし、いろんな整備もいただいております。そのおかげで本当に歴史文化の残る桜の名所として、市民の皆さん方はもとより、特に4月の花換まつりのシーズンには近年、観光協会にも非常に努力をいただいておりますので多くの皆さん方が来ていただいております。

そこで桜自体の整備等々、なかなかボランティアだけでは難しいよという質問でございますけれども、いろいろ日本の桜の木を愛する会でありますとかいろんな団体がございまして、かつてもそういう団体にお世話になって植樹をさせていただいたこともあるというふうに存じます。また、どういう方法になるかもしれませんけれども、例えば結婚したときに記念に桜を植えようという、そのような形で記念植樹のそういうスペース。スペースがなければ、あいたところにするような運動なども。ひょっとして敦賀市としてするわけにはまいらんかもしれんですけれども、例えば観光協会でありますとか、例えば金崎宮の奉仕団体の皆さん方のアイデアもおかりをしながら、記念植樹としてそういうスペースをし、皆さん方が節目のときにそこを訪れて、私の植えた桜は年々大きくなっているなというようなこともアイデアとして取り入れますと、また桜の木もふえてくるのではなかろうかなというふうに思っておりまして、市行政としてできる範囲の中ではもちろん努力はいたしますけれども、やはりそういう民間のお力をかりて進めることも大事かなというふうに思っております。

私どもは今回、特に中池見へ通じます散策路を議会の御理解を得られましたら直ちに取りかかりまして、また多くの皆さん方のウオーキングの場所として、また憩いの場所として整備をさせていただきたいというふうに存じておりますが、その中でも桜があの時期に満開に咲き誇る金ケ崎というのは本当に私どもの自慢でございますので、そういうことにつきましても十分研究して、桜の木が1000本に近づくように努力をしてまいりたいと思っているところでございます。

51 : 8番(岡本正治君)

◯8番(岡本正治君) 大変御丁寧に、またいろいろ施策もお考えになっておるということでございます。ありがとうございます。

それでは、あと二、三ちょっと質問をさせていただきます。

1つ目の今の布田町の洪水対策につきましては、今市長おっしゃっていただきましたように排出口の拡幅、大変ありがたいというふうに思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。

ただ、この深川につきましては非常に私ども問題意識をしております。特に深川の上流、流水面積といいますか非常に井川、高野から、今のちょうど敦賀きらめき温泉リラ・ポートあります横ぐらいがあるわけですが、あの辺から来るわけですが、三面張りになっておりまして大変整備されております。ですから、雨が降りますと一気に流れてまいります。今のちょうどニッコーさんの裏側のところぐらいまで来まして、吉河の今のちょうど地区ですね。あの辺に来てやっと緩やかになりますので、急にあそこで増水するわけでございます。

去年の大雨のときには、たまたま深川がどういう状況になったかというと、あそこに吉河の水田があります。そこに結局増水した分があふれました。だからちょうど吉河の田んぼが遊水池のかわりをしてくれましたので、それで助かったんです。じゃないと、私もちょうどそのとき日本ピーエスさんの前を右へ行ったんですが、特に鉄橋のJRの下なんていうのは、今ある歩道のちょうど仮設みたいのをつくってありますけれども、それは完全に埋まっていまして、ちょうど横の、まさに道路にあふれんばかりでございました。ですから、私もあそこが一番怖いなと。

まして、木ノ芽川もそうなんです。JRのあそこの部分が非常に弱い。だから両方ダブって一番弱点があそこにあるわけでございます。

そういうことで、ともかく深川の対策を私ども考えていただきたいなと思うんですが、私としては、そういう意味では深川をバイパス方式といいますか、少し別のところへ深川の部分を流してやってはどうかなということをひとつ考えたいなというふうに私は思っておるわけでございます。

といいますのは、やっぱり木ノ芽川の方が高いわけです。だから流水速度が速いんです。深川はゆったりしていますから、ちょうど合流するところで、どうしても深川が変な話ですけれども負けてしまうんです。だから木ノ芽川の水の方が先に流れて、深川はどうしても増水しやすいというような状況ではないかなと私は素人ながらに考えるわけでございます。

この間、既に敦賀市さんが発行していただいた笙ノ川系の例の洪水ハザードマップ。あれによりますと、大体日雨量200mmとしまして、流水面積、笙ノ川全体の流水面積ですが155キロ平米。このときの笙ノ川の河川流出量を1200立米/秒、1秒間に1200立米をもとに比例配分をいたしますと、降水から、到達時間はいろいろあると思いますが、木ノ芽川の流出量は約248立米となりまして、深川は約38立米ぐらいではないかなと。そのうちの布田町の河川は6立米程度ではないかなと、このように推測をするわけでございます。

このうちの少なくても布田町、布田川の分ぐらいを、できましたら一遍旧の笙ノ川、昔の東洋紡の運河、あそこへ流してやることも一遍考えたらどうかなと。

今の旧の運河は非常に、現在残っているのは狭いわけでございまして、流水能力は多少落ちます。ですから私としては、そこを排水方法を末端にポンプ場を設ける等を考えまして、強制排水方式をとったらどうかなと。そうしますと結局、旧の笙ノ川から笙ノ川の間、特に今あります三島町、それから結城町、松栄町、あの辺の排水も随分助かると思うんです。結局今、市立敦賀病院の一帯もそうですが、あの辺が一番低いわけですから、あの辺も結局は旧の笙ノ川に流れるような、多分雨水もそういうルートになっておると思います。

ですからそういうことを考えますと、緊急といいますか、これから笙ノ川いろいろ計画はあるでしょうけれども、これは非常に時間かかると思います。ですから、その間の一つの緊急的な方法としまして、こういうことを一遍考えていただいたらどうかなというのが私の考え方でございまして、この辺を一度御検討いただければということで、ひとつ市として見解をお尋ねいたしたいというふうに思います。

それから、地域再生法についてでございますが、先ほども市長言われましたけれども、確かに地域再生法、私ども昨年ですか、市政会で内閣官房室の方へ研修に行ってまいりました。その折に大変細かくこの法律につきまして勉強させていただいてきましたけれども、いろいろ今法律があるわけです。ただ法律が整いまして整備していただきました。それで、関連した各省庁のそれに類似した施策もいろいろ国としても考えておられるということでございます。特にいろんな支援のやり方を、いろんなやり方が、いろいろ各、例えば国土交通省、それから農林水産省、総務省、内閣府、いろいろとそれに準じた施策、それに伴う施策はいろいろ考えておるようでございます。そういうところで、これも一つは国が縦割りの弊害です。これを一つはなくすために、内閣府が中心になって各省庁間の調整をやるというのは、これも大きな仕事だと思いますが。

ですから、もし計画を申請する場合にぜひ私はお願いをしたいのは、やはり中央は縦割りの弊害をなくそうという一つ目的あります。ですから、受ける方、要するにそれを申請する側、計画をする地方自治体の方としましても、やはり計画する体制。ただ1部局にお任せするのではなくて、やはり関連した部局を横断的にメンバーをある意味ではつくっていただいて、体制をつくって計画をつくっていただく。1部局ですと、どうしてもその部局の中心のものを考えてしまいがちですので、その辺をひとつ御検討いただけたらありがたいなというふうに思いますので、この辺もひとつ敦賀市の見解をお尋ねいたしたいと思います。

それから、今の4つ目の桜の木のお話でございますが、市長、今もおっしゃっていただきましたように、敦賀みなとライオンズクラブで毎年整備をしております。ただなかなかやはり難しいわけでございまして、あそこの桜の木が育たない原因は、クズが非常に多いんです。クズの葉っぱが。だから、植樹します。まず1m、2mの桜でしたら、すぐやられてしまいます。少なくても3mから5mぐらいの桜を植えないとだめなんです。それでもやっぱり7月ごろに、一番大事なのは下刈りしてやらないかんのです。じゃないと、梅雨から夏にかけてクズが全部頭からかぶってしまうんです。そうすると、その桜の木は、桜の葉というのは太陽が当たらんと一発で枯れてしまうんです。クズに覆われて枯れてしまうというのが非常に多いんです。だから、私どもの今の敦賀みなとライオンズクラブで、この20年間で300本ぐらい植えましたかね。でも生きているのは1割ぐらいです。そういうこともありまして。

この間、敦賀高校の野球部の子どもたちがたまたま甲子園へ出たということで植樹してもらったんです。ちょうど一番下の方に、できるだけいい場所に植樹してもらって、30本ぐらい植えてもらったんですかね。私、条件つけてお願いしたのは、ともかく5年間は下刈りしてくれと。ですからあそこは毎年、大体5万円ぐらいかけて下刈りをしてもらったんです。そうしたらほとんどの木が残っています。そんなこともありますし。

それともう一つは、今の鴎ケ崎、あそこが非常に風光明媚でございまして、やはりあそこの整備をちょっと考えていただきたいなと思うんですけれども。非常に景観が今悪くなっているんです。非常に雑木が多くなりまして。皆さん御存じだと思うんですけれども、特に北側の方に非常に大きな一本、ケヤキか何かですけれども非常に大きい枝張った木があるんです。ほとんどそれで海が見えないという状況になっています。

そういうことで、木を切るというと問題ありますけれども、枝ぐらいは、景観がきちんと見えるぐらいには木を剪定してやるとか、そういうことを考えていただいて、やはりあの辺は重要な観光地でございますので、その辺もひとつ。

今の桜の木はどうしても、これは今まで宮司さんも非常に努力をしてやっていただいたんですが、お年ですし、不幸なことに奥さんも亡くなられました。そういうことで手が回らないというのが現状でございます。

そういうことで、その辺も含めて、ひとつ御見解をお願いしたいと思います。

あとちょっと前後になりますが、固定資産税の問題でございます。これにつきましては、確かに今市長おっしゃられましたけれども1億7000万円。確かにうちの市は償却資産多いんです。よその市町村と比べて。原子力発電さんもありますし、東洋紡さんもあります。償却資産が大きいわけでございまして、ほかの市町村でしたら、敦賀市の財政レベルの市町村でしたらそんなに影響はないと思うんですが、敦賀市はそういう意味では大変影響が大きいと思いますので、今後もしそういうことがあるとすれば、やはりそれなりの対策、ほかに税源移譲をいただくとか、その辺は十分国に対して申し入れていただきたいなと思います。

そういう意味で、先ほど来、財政問題いろいろ各議員の方々からも出ておりましたが、私もバランスシートを見ますと、大変すばらしいバランスシートでございます。民間でしたら最優良企業でございます。

しかし残念ながらここ数年、経常収支ではありませんが、やはり行政コストの、行政コスト計算書というのは我々民間からいえば損益計算書みたいなものでございますので、損益計算書は残念ながら赤字というのがここ数年、現状でございます。

このことを踏まえて、今後市長としてどういう長期的に見ておられるのか、ひとつ見解を伺いたいんですが、今、小泉さんではありませんが民のことは民でやる、できることは民でやろうと。できるだけ小さい政府というか、我々としたら行政機能を目指すのも一つですし、財政があれば今の現状のままでいくのも一つでしょう。そういうことを市長としてどっちの方向を向こうとしているのか、ひとつ御質問をさせていただきたいと思います。

以上、終わります。

52 : 市長(河瀬一治君)

◯市長(河瀬一治君) まず地域再生法の申請ということで、庁内に、国は縦割りである、そういうものを少しずつ、特に地域再生法というのはいろんな省庁が関係しますので。私どももやはりそういう意味では、庁内の中で横のつながりをしっかりと持たなくてはならんということを考えております。

そこで、私どももやはり部局横断を含めてプロジェクトチームを立ち上げるのがベストかなというふうに考えておりますので、今後とも例えば学校が廃校になって、これをどうしよう、ああしようというときなどは、特にそういう関係者も含めてチームを立ち上げて取り組んでまいりたい。このように思っておるところであります。

それと財政問題でありますけれども、御指摘のとおりで、ああいうふうな方針、今は研究でありますが、やはりああいうことになる可能性は非常に高いというふうにある程度私どもも覚悟もしなくてはなりませんし、そのためには今後どうやっていくかということは非常に重要な課題だというふうに私どもも考えております。

そういうことで、財政運営というのは、やはりもっと自主財源をしっかりと確保するということがますます重要でございます。私どもも地域性の課題がございますので、そういうものに沿いまして受益と負担、その関係をしっかりと明らかにして、課税自主権の活用につきましても自主財源の確保のための研究は絶対に必要である、このように思っているところでございます。

それと、やはり政府の方も小さな政府を目指してということで努力をしているわけでございまして、私どもも今、行財政改革をしっかりと取り組んでおります。いろんなチェックを行いながら、前進はいたしておるわけでございますけれども、やはり地方分権時代にふさわしい行財政の基盤の強化というのは大事でありましょうし、私どももやはりできる限りコンパクトで動きやすい、そういう市役所をつくっていくことは大事であろう。また民間にできることは民間にという発想は、私どもにとりましても必要のある考え方だというふうに認識をいたしておる一人でございます。

確かに御指摘のように桜の木というのは、いろんなクズの木があったり、つるも巻きついてということですから。先ほども記念植樹みたいな形と言いましたけれども、やはりそこには敦賀高校の野球部の諸君が植えたように、5年間は少し年に何回か来て、自分の植えた木だから恐らく愛着はあると思うんです。私の植えた木、私たちの植えた木だから、これは末永く育って立派な桜になってほしいという気持ちですから、そのあたり事前に説明をしながら、面倒を見るよという形の植樹というのは非常に大切かなというふうに思います。

思い出しますと、私ども結婚したときに、ちょうど野坂にそういう場所がございまして、結婚しましたという合図とともに実は植樹をしたんですけれども、まだ2回ほどしか見たことがないということで、そういう下刈りとか余り必要のないやつで、今は恐らく大きくはなっているというふうに思うんですが、もう二十数年たっております。

ただ場所によって、なかなか野球部の子どもたちの若い者が行ってさっさとできる場所と、ある程度年齢がいきますと、そこへ行ってけがをしてしまうという場所もあるようでございますので、そのあたり十分場所も選定していくことも大事なのかなというふうに思っています。

私ども今、特に古い桜の木というのもたくさんございます。立派なやつがございますけれども、木の栄養剤などもございまして、人間でいいますとファイト一発何々というような製品がございますけれども、そういうやつを木に栄養剤として注射をしたり、また支え木をしたりいたしまして、私どももそういう対応につきましては十分とらさせていただきながら保存に努めてまいりたいというふうに考えています。

また、金ケ崎から鴎ケ崎の展望整備でございますけれども、今後ずっとあそこの方が整備されますので、あのあたりも一帯となって整備することも必要かなというふうに考えております。いま一度、今回の整備が終わりましたら、また検討させていただきたい。このように思っているところであります。

私の方からは以上です。

53 : 助役(塚本勝典君)

◯助役(塚本勝典君) 深川の件でございますけれども、確かに深川へ入る承水ですか、それは流入口を開放すればある程度水は引くと思います。

問題は、深川のバイパスの話。さらには、5月末に市議会の先生方と意見交換会をやらせていただきまして、木ノ芽川の一部を旧の笙ノ川へ出してはどうかというような御提案がありました。それを今、敦賀土木事務所の方でその後検討に入っているわけなんですけれども、昭和初期にあそこ埋められまして、現在、市道三島港線ですか。幅員が10mあるわけです。その中に多分、上下水道とかガス管とか入っていると思います。そうなりますと、あそこへバイパスとしてヒューム管を入れるのは四、五mぐらいが限界かなと思うんです。

木ノ芽川から分離したときに、どれだけ水が流れるかという話になるんですけれども、やっぱり比較的勾配がなかなかとれていない。余りヘッド差がないということなんです。そうすると流速が出ない。流速が出ないと流量も余り多くならない。おおむね大体数十tぐらいレベルだろうというふうに思います。

そこら辺を、もう少し多く流れる方法がないかとかいうことを詳細に詰めているというふうに聞いておりますので、今の深川の件につきましては、深川をショートカットするということになれば敦賀市でやらなければならないし、ポンプについても敦賀市がやらなければならないと思いますので、そこは福井県と少しその方法について、より効率的な方法がないかどうかしっかり検討していきたいというふうに思っておりますので。検討ができれば、それは地元説明会あるいは流域委員会、そこできちっと開示して御説明申し上げるという形になると思います。

以上でございます。

54 : 8番(岡本正治君)

◯8番(岡本正治君) どうもありがとうございます。今の助役さんのお話、大変私どもも期待をいたしておりますので、ぜひよろしくお願い申し上げます。

それと、最後に一つ。これはお願いというか、一つこれだけやっていただきたいなと思うのは、今の布田町の川なんですが、あそこ増水しますと本当に川と道路がわかりません。ちょうど川も2m50cmから3mぐらいあるんですよ。子どもさんとか、もし年寄りとか歩いておって落ちたらまず助かりませんし、車でもちょうど車1台入るような川幅ですから。そういうこともありますので。

ところが、そこに障害物が何もないんです。だからせめて早急にその対策として、ガードレール等でも結構でございますので、何か設置をしていただきたい。これをひとつ御検討いただきまして、私の質問を終わらせていただきます。

ありがとうございます。