議会報告

平成17年第2回定例会 (第4号)

56 : 環境保全対策特別委員長(岡本正治君)

6月23日午前10時から、委員全員出席のもと、第2委員会室におきまして環境保全対策特別委員会を開催いたしました。

ただいまから環境保全に関する諸問題についての理事者からの報告に基づき、調査した内容につきまして中間報告をいたします。

特別委員会中間報告書のp.19をごらんください。

まず、理事者からの報告項目は別紙参考資料のとおり6項目でございました。

調査した内容につきましては、まず1項目め、公共用水域水質調査結果については、公共用水域に関連して、現在、沓見で行われています真砂土の採石について、これがなぜ水道水源保護条例にかかわることなのか、今までの操業に対する許可についてはどうなっているのかとの質疑に対しまして、敦賀市では水道水源保護条例に基づく届け出、審議は、その採石を行おうとする区域が対象区域内に入っていることが前提で、今回、条例に基づく対象区域内の事前申請があった。また、正式な届け出は住民説明の後ということになるので、その正式な届け出を受けた中で、状況の確認をし、許可等についても水道水源保護審議会で判断をしなければならない。現在、敦賀市全体の採石の許可状況等については、採石法に基づく県の許可権によるものであるし、水道水源保護条例上、審議対象外の区域については把握できないので御理解をいただきたいとの答弁がございました。

次に、2項目めのダイオキシン類調査結果につきましては、井ノ口川のダイオキシンと汚れの原因と対策についてということで質疑がありました。

ダイオキシンについては、要因として明らかに焼却灰に近いパターン、しかも数値が基準値に近いということであれば追跡調査をしている。この時期、今の春先は農薬等の使用が考えられるので追跡調査は考えていない。もちろん基準値を超えた場合や近くなった場合は、その上流について調査を行う。汚濁については、敦賀市全体の中で県と重複しないよう、福井県は6地点、敦賀市は8地点調査を行っており、BOD(汚濁指数)だけをとらえると環境に適合していると考えている。

また、市全体としてダイオキシンの確認はどうしているのかという質疑に対しまして、ダイオキシンの場合、樫曲の関係は別途行っているが、環境に対する影響等は1回の数値ではなく平均値でとらえる必要があり、福井県と敦賀市の数値をもとに全体的に眺めながら追跡調査をして判断しているとの答弁がありました。

次に、3項目めでございます。民間一般・産業廃棄物最終処分場等に係る状況及び調査結果について、搬入団体の負担分として既に支払っている45団体、13府県63団体中でございますが、一覧表の提出は可能かとの質疑に対しまして、今後の恒久対策に関する事項も含め、現在、各自治体と協議を進めている最中なので、協議が整うまで公開は難しく、自治体数のみの発表にとめさせてもらっているので御理解をいただきたい。なお、協議については平成16年7月に環境省が示した搬入自治体に最終処理責任があるという判断、指導に基づき、委託基準違反として求めた28団体も含めた総数63団体に対し費用負担を求め、協議を進めている。

また、採石場の影響調査についての質疑に対し、福井県と調査ポイントについて周辺のいろいろな要因を含めて協議を行い、今後は調査結果により判断し、結果によってはポイントの増加等を求めていきたい。

また、今回の調査は封じ込めのための調査内容と思えるがとの質疑に対しまして、昨年度、協議会で示された廃棄物対策の4つの手法をとるとしても、その手法を選ぶ前に必ずやるということが遮水工、保有水低下、水処理施設の検証ということで、協議会でも全体的な認識は得られている。今後は廃棄物対策をどうするかという協議をするわけで、市としてはどの手法をとるにしても漏水防止対策をするということで調査結果をまち、協議会を開催し、廃棄物対策の議論に入る。

また、検証委員会を含め、産廃特措法は間に合うのか。一般廃棄物と産業廃棄物を一体的に考えるべきではとの質疑に対しまして、対策については一体的に考え、県に求めていくべきだが、産業廃棄物の部分については領域の問題はすみ分けが必要で、福井県に対し指示するのは難しい。ただし、市民の声は伝えるとの答弁がありました。

次に、4項目め、大阪ガス株式会社環境保全エリアについては、維持管理についての質疑に対しまして、動物は各年度によって違いが出ているが、モニタリングしながら管理している。メダカもふえていると思う。

また、市民団体等の継続した調査について申請はしているのかとの質疑に対し、単なる観察や見学ではなく、調査ということになると、市としても把握をする必要があるので申し出をお願いしている。

また、アクセスルートの配慮についての質疑に対しまして、4月から市が管理するということで、現在、従来のパンフレット等を使用しているが、協議会で検討中のエリア内の動線も含め検討したい。

また、利用人数約5800人──平成16年度でございますが──のカウントの方法はとの質疑に対しまして、毎日24時間撮影のビデオでカウントした数字との答弁がありました。

次に、5項目め、北陸電力株式会社敦賀火力発電所については、鞠山新港埋め立てに足羽川の土砂を埋めようとしているが、土砂に何か含まれているかなど敦賀市としてのチェックはとの質疑に対しまして、福井県が基準を定め、全体計画の中で管理チェックしているので御理解願いたいとの答弁がありました。

次に、6項目め、一般廃棄物最終処分場建設に係る生活環境影響調査縦覧については、今後の計画はどういうふうに進んでいくのか、建物の図面はできているのかとの質疑に対し、縦覧の際、添付されている図面は案件の付託先である文教民生常任委員会に提供。今後については、建設等に伴う環境面に関しての審議をお願いしたい。

また、縦覧に伴う意見書の内容についての質疑に対し、交通渋滞が起きないよう配慮してほしい。処理水について十分検査、処理をしてほしいという2件の意見書があったとの答弁がありました。

最後にその他として、都市計画審議会で提案した公害防止協定についての質疑に対し、審議会の内部報告をもらったので、許可にあわせる形で終結できるよう研究するとの答弁がありました。

また、委員より現地調査等についての提案があり、協議の結果、今後は一般廃棄物処理場建設等に関して、当委員会として現地調査も含め環境保全面における調査を行っていくことを確認しました。

なお、参考資料につきましては、お手元に配付されておりますとおりでございますので、朗読は省略いたします。

以上が環境保全対策特別委員会の中間報告であります。