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平成16年第5回定例会 (第3号) |
13 : 8番(岡本正治君)市政会の岡本でございます。発言通告書に従いまして順次質問をさせていただきます。 昨日と、また本日は北條議員から河川と防災関係につきましてそれぞれに多彩な問題を取り上げられております。私も木ノ芽川を中心といたしました河川の問題につきまして、まず最初に質問させていただきます。重複する部分もあるかもしれませんが、よろしくお願いを申し上げます。 最近、温暖化の現象でありましょうか、異常気象が発生をいたしております。我々の身近でも福井地区で豪雨が発生をし、総額で600億円近い被害額に及ぶとも聞き及んでおります。本当に被害に遭われました方々には心よりお見舞いを申し上げ、また不幸にもお亡くなりになられた方々には、これまた心より御冥福をお祈り申し上げる次第でございます。 さて、このような災害にも対処すべく、敦賀市におきましても絶妙のタイミングでことし7月、敦賀市洪水避難地図笙ノ川水系洪水ハザードマップを全市民に配布されたことについて、これまた敬意を表するものでもあります。 この浸水予想区域図の説明の中で、100年に一度の確率降水220mmによりはんらんまたは決壊した場合、敦賀市の地形からどの地域でどの程度浸水をするのかを想定し、地形図にあらわしたものと記載をされております。これは、市において各河川ごとに何段階にも分け降水量、また降水強度を想定いたしまして、どの河川のどの部分が洪水によりはんらんをし、また決壊するかを100m間隔で左、右岸とも計算により予測し作成をされたと思われます。木ノ芽川については、谷口地係まで調査範囲としていると聞き及んでもおります。 また、木ノ芽川の特徴は、若泉町付近までは掘り込み、すなわち堤内地が堤外地より高く、堤内地と申しますのは、普通一般的に考えますと川の中と思いがちでございますが、堤内地は実際は堤防の外側でございます。外側が堤内地。ですから、堤内地が堤外地より高く、この地点から旧運河の地点までは築堤、天井川ですね。すなわち堤内地が堤外地より低くなっております。これは、木ノ芽川がはんらん、決壊した場合、栃古川の放流点が高く河積が小さいことから、布田町を初めとする低地は他の地域と比較して浸水時間が長くなるのではないかと考えます。 そこで、市長に要望と質問をいたしたいと思います。 1つは、抜本的な対策として笙ノ川水系の改修計画を実施するに当たり、木ノ芽川水系の低い地域の雨水対策について、細部に至るまで総合的に検討すべきと考えますが、いかがでございましょうか。 2つ、また当面の対策として、布田町のような河床面が低く流速が遅い河川はしゅんせつの回数を多くし、極力流水面積を確保し雨水対策に力を入れるべきと考えますが、いかがでしょうか。既にこれに関係する深川が今年度はしゅんせつされると聞き及んでいますが、そのこともあわせてお尋ねをいたします。 3つとして、今後、このような地区で開発が行われようとするときは、新築する家庭に対しまして地盤高、浸水深、それから盛土高等の指導を行うべきと考えますが、いかがでしょうか。 以上お尋ねを申し上げます。 それから2つ目、長沢、古田刈、古田刈の中の国道27号バイパス以北の地区の道路整備についてでございます。 現在の敦賀市の人口分布は、粟野地区と中郷地区が増加傾向にあり、また夢街道の完成により粟野、中郷の両地区の交流が容易となり、さらに今後はまさに両地区が融合されるのではないかと思われるような予想もございます。 そのような状況の中で、両地区と敦賀駅を中心とした市街地とのアクセスですが、粟野地区や松原地区と敦賀駅、そして本町、神楽、相生商店街等の旧市街地とのアクセスは、この40年間相当整備をされました。しかし、中郷地区と旧市街地とのアクセスは従来の国道8号1本でございます。しかも、国道27号バイパスの完成に伴い、岡山交差点の現状は御存じのとおり、特に通勤時間帯や休日は相当な渋滞になっております。 そのため、市街地方面への交通は市道長沢2号線、古田刈1号線、長沢1号線に分散し、そしてバイパスから国道8号に流れているのは御存じのとおりでございます。 しかし、これらの道路は十分に整備された道路ではなく、極端に狭いところや大変見通しの悪いところも多く、他県の車が入ってくるといつ大事故が起きても不思議ではないと思われます。そして、国道8号も東洋紡の正門から岡山交差点までは歩道も未完成であり、自転車や歩行者にとっても大変危険な道路となっております。 すなわち、この地区は木ノ芽川、それからJR、そして東洋紡と、そして南は国道27号バイパスの四方に囲まれまして、この70年間ほとんど整備されることはなく、しかし計画的道路整備もされないまま民間の小開発は相当進んできたために道路幅員も狭く、生活道路として、また産業道路として交通量も大変多い中、相当危険な状況にあるわけでございます。 これに対処するため、敦賀市としても地元中郷地区ともども国に強く要望してまいりました国道8号敦賀バイパス19工区、坂下−小河口間が平成19年3月にようやく完成の見込みが立って、岡山交差点の渋滞が多少緩和されると考えられますし、また国道8号の歩道設置については、東洋紡NR工場部分から古田刈1号線起点、現在のJA敦賀市の中郷支所の間は重要要望事項として国に対し要望していると聞き及んでおります。また、古田刈1号線から国道27号バイパスについては、市において都市計画道路岡山白銀線として事業計画を強力に進められておると聞き及び、市長に対しまして敬意を表するものでもあります。 これらが整備されますと、この地区の幹線の道路整備は一応整うことになりますが、まだ幾つかの問題も残ります。すなわち幹線の整備が整ってもこの地区では市街地との幹線が先ほど申したとおりたった1本しかなく、多分岡山交差点の交通渋滞が多少緩和されても、この地区でさらなる開発が進めば今以上の渋滞も考えられます。そうすれば、さきに申し上げた地区内の中で幹線道路間をつなぐ現在の道路が混雑をし、その道路もほとんど幅員は3m程度。そのため地区の人々の生活も大変危険を伴うものとなるわけでございます。 そこで私が提案をいたしたいのは、この幹線をつなぐサブバイパス道路として、東洋紡の国道8号側の旧の側線の入り口からそのまま東洋紡に隣接しまして、今現在一時休眠状態の道路も含め、公設市場の交差点まで続いている市道、今は幅員が3m程度でございます。この全長1.2kmを歩道を設置した10.5m幅の道路に改良してはどうかということであります。もちろんこのことでは東洋紡さんの御協力が大前提ではありますが、この道路整備は事業者にとってもプラスになるはずであり、今後、敦賀市と事業者で十分話し合える余地はあると考えます。 以上、長沢地区及び古田刈地区の道路整備計画として御提案を申し上げるわけでございますが、このことについて市長としてお考えをお聞きいたしたいと思います。 3つ目、敦賀市の教育問題についてでございます。 先月27日に公表された、文部科学省の平成15年度問題行動調査によりますと、全国的に児童生徒の暴力行為が急増しているということでございました。対教師、生徒間、対一般人、そして器物損壊と暴力行為の内容も多岐にわたっているようでございます。理由としては、はっきりした分析はまだ出されていないとのことですが、我慢できない子がふえたとか、親が大切にし過ぎるとか、また担任の先生方も子どもより管理者の顔を気にし過ぎるとかいうそれぞれいろんな声もございます。しかし、何か根本的な理由があるはずだと思いますし、この問題は地方にとっても大変重要な問題であり課題でもあると思います。 まして今、教育については行政改革の中で財源も含めて教育行政が大きく変わろうとしている現実も無視できません。 我が敦賀市も3年前に敦賀っ子教育推進会議を立ち上げ、今まで数々の青少年育成の事業について全市的に情報の交換や、また共有化をすることや、敦賀の子は学校や親だけでなく市民全体で育てることを啓蒙していくことを目的として今日まで活動を行ってまいっております。 その中には、学校、家庭、地域をそれぞれの立場で問題点を掘り起こし、またそれぞれの相関的あり方を検討しながら取り組むべきことは実践も行ってきたわけでございます。教育週間には教育フェスティバルを行い、子どもたちの声も聞くことを行ってまいっておりますし、有意義な講演等も市民の皆さんに聞いていただきました。しかし、まだ3年目ということもあり、市民の皆さんにはほとんど周知や理解はされていないと存じます。 ただ、先般の警察からの発表でございますが、県下の少年の不良行為は増加している中で、敦賀市では昨年より不良行為が激減しているとの報告がございました。そして、その中で地域が整然としていれば環境の浄化力が強化され、犯罪抑制や意識の向上につながるとも報告をされております。このことは、私としては敦賀っ子育成推進運動がこの3年間少しでも寄与してまいった結果としてとらまえてもよろしいのではないかと考えます。 以上のことから、やはりこのような教育、特に青少年問題は市民全員が他人事ではないという意識を持っていただくことが最も大切であると思いますし、また、青少年育成は大人にとってはとまることのない永遠の務めでもあります。そして、やはり子どもはこれから我々の地域を支えてくれるまさに宝であるという観点からも、もっと市民の皆様にも御理解をいただくべきであると考えます。 そこで、市長並びに教育長にお聞きをいたします。 まず、市長にお聞きをいたします。青少年育成の取り組みは学校だけでなく地域社会全体として考えるべきであり、教育委員会だけではなく行政全体の施策として取り組むつもりがあるのかお聞きをいたしたいと存じます。 また教育長には、さきの敦賀っ子教育推進会議を今後どのように進めるのか、また別の施策を計画しておられるのかをお聞きをいたします。 以上3点を質問いたしたいと存じます。回答をよろしくお願い申し上げたいと存じます。場合によりまして再質問をさせていただきます。 〔市長 河瀬一治君登壇〕 |
14 : 市長(河瀬一治君)それでは、岡本議員の質問にお答えをしてまいります。 木ノ芽川治水対策についてでございます。今、笙ノ川の水系河川整備計画は、笙ノ川の合流から北陸自動車道の高架付近まで取り組んでおりますから、今後、笙ノ川水系の基本方針及び整備計画が策定されますと、この笙ノ川の河川整備にあわせて木ノ芽川の方も実施されるというふうに思いますので、早期に実施を要望していきたい、このように思っておるところであります。 今、県におきましては木ノ芽川のしゅんせつ工事を実施しておりまして、今年度は中村橋から上流1kmを実施する計画だというふうに伺っておるところであります。 また、市におきましても深川のしゅんせつを今年度予定をいたしておるところであります。 水害時に対しましての新築家屋への地盤高、また浸水深といいますか、それの指導でございますが、ハザードマップ等で浸水予想を明示しておるんですけれども、あくまでもこれは想定災害によるものでございまして、自然災害の中でも例えば豪雨災害、特に想定外の災害が起きる可能性もございます。例えばこれだけ盛り土をすれば安全ですよと、市の指導で盛ったけど浸水したじゃないか、どう責任とってくれるということにもなりかねないわけでございまして、そういうことになりますと行政としてここまでにしなさいというのはちょっと指導はできないなと思っておるところでございまして、責任上の問題があるというふうに考えておるところでございます。 次に、長沢、古田刈のバイパスの整備でありまして、議員もよくお通りになりますし、御自宅も国道8号のところにございますからよく混雑状況等々もつぶさにごらんになっていただいておるというふうに思います。 今御指摘いただきました道路でございます。東洋紡のNR工場さん沿いの道路、確かに狭うございますし、私も実はちょこっと利用させてもらいます。といいますのは、国道8号で行きましてバイパスへ抜けるときに、またUターンをしなくてはならない場所があるものですから、それよりも今御指摘の道路を通っていくとそのまま行けるということであるんですが、非常に狭うございますし、特に通勤時間帯は東洋紡さんの社員の皆さん方が多く通られる道路でもあるというふうに思っております。 そこで、この道路を調べますと、今やはり幅員11.5m必要なんですね。議員の方から10mぐらいというふうにおっしゃっていただいたんですけれども、車道がやはり3mの2本要ります。それと歩道がやはり2.5m必要でございますし、また路側帯が1.5mの2つ必要ということで。やはり11.5mとなりますと今のあそこですと、例えば川を暗渠にしてということでありますが、相当それでも土地が必要だなということを考えます。 それと、恐らくあの道できますと相当数、今度は利用が多くなりますので、その近辺の皆さん方が今までこうだったのに道が広くなってという通過交通が多くなるという課題。それと当然、国道8号に接続しますあそこ、今も確かに危ないんです。曲がっておりますので。あそこに信号機の必要性も出てくるということで。そうしますとまた渋滞があったりということになりますので、総合的に研究をしないといけないなということで、慎重に一度シミュレーションなどで検討させていただきたいというふうに思っておるところであります。 次の教育問題ということで、行政の立場でということでありますが、私どもも教育につきましてはやはり、これはもう昔から言われておりますけれども、教育は百年の大計、国づくりの基本でありますし、私どもでいうまちづくりの教育というのは基本になるというふうに考えておるところであります。 そこで、青少年健全育成ということにつきましては、私どものまちづくり、また将来にかかわる大きなことであるし、また大切なことというふうに認識をいたしておるところであります。 教育といいますと、何千年も恐らく歴史で子どもたちをいかに教育して、いい子どもたちを育てるのかというのは、恐らく人類始まってからずっと続いておるような課題ではないかなというふうに存じますけれども、特に私も4人の子どもを持つ親という立場の中で非常に関心もあるわけでございます。 そういう意味で、私ども敦賀市としましては、やはり青少年健全育成を大きな視野で、また横断的にとらえながら、私ども市長部局、そして教育委員会としての全体での対応をすべき問題である。そして、一番大切な問題であるということを認識をして、いろいろ私ども努力してまいりたいというふうに思っております。 詳しいことはまた教育長の方から答弁があるというふうに存じます。以上であります。 |
15 : 教育長(吉田 勝君)教育問題の点についてお答えをいたします。 今月の1日でございますが、文部科学省より「これからの教育を語る懇談会」という中で「人間力向上のための今後の教育の構造改革の方向性について」という第1次報告がございました。その中で、教育改革は教育の提供者側中心の視点ばかりの改革だけではなく、地域住民が当事者意識を持って地域の学校を理解し、子どもたちと積極的にかかわっていくことが何よりも求められるものであるというふうに述べております。 この点に関しまして、敦賀市教育委員会としましても、平成14年度に立ち上げました敦賀っ子教育推進会議は、まさに敦賀市民が当事者意識を持って地域の学校を理解し、地域社会、そして家庭の皆様方が本当に心を一つにして子どもたちに正面から向かい、子どもたちと積極的にかかわっていくための推進事業であったと認識しております。 平成14年度より、みんなで連携して健やかな敦賀っ子を育てるための行動プランの作成、教育フォーラムの開催、教育週間の実施などを進めてまいりました。こうした活動を通して、本年度は25の各種関係団体等の参画をいただいております。 家庭や地域にかかわる活動としましては、敦賀っ子教育推進会議のロゴマークの募集、そして作成や、9月2日の敦賀まつりには明るいあいさつを広めるための街頭キャンペーン、親と子どもがともに参加できる行事等を計画してまいりました。このように、市民の方々の手による意欲的な活動の基盤が整っていると認識しております。 昨日も立石議員の方からお話がございました地域の方々の子どもを見守りたいというようなことも、この地域社会が携わっていただいている一つのいい例かと思います。 今後は、生涯学習にかかわること、学校教育にかかわることなどそれぞれの専門的な分野を明確にしつつ重点的に取り組むことが必要と考えております。現体制にとらわれることなく、発展的かつ柔軟な方向性を検討してまいりたいと考えております。以上でございます。 |
16 : 8番(岡本正治君)市長並びに教育長の大変御丁寧なお答えいただきまして、ありがとうございます。それでは、もう少し再質問をさせていただきます。 河川についてでございますが、先ほど北條議員もおっしゃられましたこととまさに重複するわけでございますが、私、実は木ノ芽川で非常に危ないなと感じる箇所が3点実はございます。 1点目は、先ほど来申し上げたように今の民間処分場の堰堤の問題、あそこの問題です。あそこが仮に少しでも川の方に土砂が流出をし、土砂が川をせきとめた場合どうなるかということ。それが一番心配をしております。 2点目は、これは私ども小さいころはそれほど木ノ芽川は土砂が堆積はされておりませんでした。多分、これはわかりませんが、上流に採石場が数ヵ所できてからじゃないかなと思うんですが、やっぱり土砂の堆積が多くなりまして、今、特に多いのが樫曲地区、それから深山寺地区の三和橋の周辺までが非常に多いんではなかろうかなというふうに考えております。 前の笙ノ川整備促進協議会のときにも、東郷地区の区長会長の高木樫曲区長が申し上げておりましたが、樫曲のちょうど一番下の樫曲橋から下流、特に深山寺を挟んで実際使われていない堰堤が三和橋の上に1ヵ所ありまして、頭首工ですね。それから、その上流に樫曲と深山寺のちょうど中間ぐらいのところに、これも頭首工があるわけでございます。この辺の河床が今相当傷んでおります。そして、その下、要するに深山寺地区の手前の三和橋の手前あたりが非常に土砂が堆積をされております。これはあそこに大蔵へ送水をしております頭首工があるせいかもしれません。 ですから、そこで一番懸念しますのが、今回のような豪雨が発生した場合に、その三和橋上流付近が決壊をするのではないか。要するにオーバーフローするのではないかなという懸念があります。そうしますと、深山寺地区だけではなく、谷口地区の今のJRの鉄橋付近まで被害が及ぶのではないかなというふうに素人ながらに考えるわけでございます。 それと3点目は、先ほど北條議員がまさに申し上げましたJRの駅の南側の鉄橋でございます。これは、実は私近いですからしょっちゅう通るわけでございますが、3つの水道になっております。大体、一つが4m掛ける7mぐらいの断面でございまして、ちょうど長さが約30mぐらいの水の通り道になっております。 その手前が実は木ノ芽川がカーブをしております。カーブをするということは、逆に外側は流速が速くなりまして、内側は流速が遅くなります。ですから、今現在その3つ、ちょうど橋脚が2つ真ん中にありますので3つの水道が、逆に外側だけは今水が流れております。それは自然の原理で、カーブの外側は流速が速いものですから、そちらの方の土砂は割とたまらない。ところが内側はたまるわけですね。だから、今でも相当JRの鉄橋の下は手前の2つの水道は非常に堆積をされておるんですね。 これは多分、一番怖いのは、例えば今回のような豪雨で鉄砲水が発生した場合にダム化される可能性が一番強い。要は真っすぐな水道ならそれほどたまりません。やはりカーブしているだけに内側の流速が遅くなれば土砂、それから流木がそこへたまるわけです。そうしますと、完全にその水道、3つのうち1つ2つは多分ダム化されると思います。 そうしますと、先ほど申し上げましたようにJRの鉄橋も危ないですし、その横の深川へオーバーフローします。そうしますと、布田町、あの辺は浸水をする可能性が強いということで、この3点が実は木ノ芽川で素人ながらに一番危ないなと思うところでございます。 ですから、これから協議会発足をされると思いますが、この3点、特に重要課題として取り上げていただきたい、そのようにお願いを申し上げる次第でございます。 それから、今の長沢の道路整備でございますが、実は私、自宅が国道8号沿いにありますので、朝晩子どもたちの通学をよく見かけます。現在、気比中学校の生徒は約500名でございます。そのうち中郷から通学している生徒は約250名ほどだと聞いております。この生徒がみんな自転車で国道8号沿いを通うわけでございます。 ところが今現在、御存じのように国道8号の歩道というのは、東洋紡の正門までは多少広いところがありますし何とか通れるんですが、東洋紡以南といいますか国道8号については歩道らしい歩道ではなくて、せいぜい1mあるかないか。まして自転車がすれ違えるなんていうのはとんでもない。自転車と人もすれ違いできない状況でございます。 その中を子どもたちが、もちろん国道8号ですから車道なんかはとても自転車で通学できる状況ではございません。そういうところで、今子どもたちどういうふうに通学しておるのかなというふうに毎朝見るわけでございますが、例えばJRの敷地を通る生徒もいます。それから、東洋紡さんの駐車場の中へ一遍入って、それからまた道路へ出るとか、いろいろそうやって、正直言って本当にかわいそうなぐらいですし、ある意味では大事故につながらんかなと思って心配しながらいつも見ておるわけでございます。 そういう点から申しまして、今後の国土交通省とのお話し合いの中も市当局であると思いますが、特に国道8号の木ノ芽川地点から岡山の交差点まで、何とか早くやはり通学路にも使える、いわば歩道の整備、これを何とか早く実現をしていただけるように御要望していただきたいのと、また今現在どういうふうに話し合いになっておられるのか、この辺についてひとつ御質問をしたいと思います。 それから、教育問題でございます。先ほど教育長、市長からも青少年の健全育成は大変重要であるということで御認識をいただいておりますが、地域にとりまして、もちろん当然進めていく問題でございますが、敦賀市は以前から県内では文化の谷間とか、また教育の谷間とか言われておるわけでございます。そのことは十分皆さん御存じだと思います。 それは一つには、私の考えますには、この都市としての歴史を見ればその理由もわかるように思います。すなわち商業都市として発達してきたために文化人より商業人の育成に力を注いできたことと、地理的に武生または小浜というある意味で高等教育の先進地の間に存在をいたしましたことも一つの原因になっておるかもしれません。 しかし、今後交通の利便性はさらによくなり、まして高等学校の入試も全県1区という選択の自由化がさらに促進されております。敦賀市の高等教育の水準がこのような中でどのように変化をしていくのかという心配が大変あるわけでございます。 もちろん教育の特化といたしまして、商業部分や工業部分の教育水準を上げることも大切ではございますが、さらなる高等教育を目指す生徒のための普通科の水準を上げることもまた必要ではないでありましょうか。でないと、義務教育の水準も低下をし、ひいては他の専門部分の高等教育の水準も低下していくように思えてなりません。 そうなりますと、敦賀市全体にどのような影響を及ぼすのかということも考えますと、せっかくこのように敦賀市が産業の育成や、また福祉の向上、充実を図っておる現状で、都市としてのもう一つのやはり重要な要素でございます教育や文化面が低調になったのでは都市としてはバランスがとれない。そうなると、さらにどうなるかといえば、ひいては流出人口の増加につながっていくというふうに思うわけでございます。 ですから、敦賀市の教育の大きな今後の問題としては、高等教育機関の、特に普通科教育のレベルアップの施策をどのように考えるかだと思いますが、このことについては県政の問題でもありますし、市当局としてはなかなか直接手が出せない部分ではございます。しかし、やはり市としても今後何らかの手を打つ必要があるんじゃないかなというふうに思います。このことについて、ひとつ当局のお考えをお答えいただきたいなというふうに思います。以上、再質問を終わらせていただきます。 |
17 : 教育長(吉田 勝君)教育問題の件につきまして、おまえの思うことでいいから言ってみろというような御指摘でございますが、まず議員さんと私、同じようなことを危惧しております。 平成16年度の高等学校入学者選抜制度の変更により、敦賀市内から嶺北の高等学校に多数の生徒が進学をした状況を踏まえ、敦賀市教育委員会としましては、全小中学校に敦賀のすばらしさについて学ぶふるさと教育の推進を奨励してまいっております。ふるさと敦賀に誇りを持とうという運動を展開できないかというようなことをお願いしております。 また、地元の高校の取り組みや現状を知ることも大切なことであり、市内の中学校では3ヵ年間における進路学習の一環として、現役高校生と語る会や高校の生活を知るための進路学習会、高校説明会などを開催するとともに、高校主催の一日体験入学などにも積極的に参加しております。 最後におっしゃっていましたように、高等学校ということは県教委の所管部分でございますので、市としては余り立ち入ることができないというのも事実でございますが、私も高校に長年いました関係上、やはり市とのかかわりがある程度私は必要だと考えております。 今回の全県1区の問題でございますが、皆さん御存じと思うんですが、嶺北の有名3校に30名近くの生徒が流れていきました。こういう傾向が数年続きますと、敦賀にとってはそれこそ大変なことになるというふうに私は考えております。新聞報道などでは大した影響なかったようなことを書かれているんですが、私自身、敦賀が草刈り場になったという認識を持っております。 そういう意味で、こういうことは私は予想されましたので、市内の中学の校長さんにはなぜ敦賀で、具体的にもうはっきり言いますが、敦賀高校及び気比高校、その進学体制のどこがおかしいと考えておられるのかというようなことを集約いたしまして、高校側には要望書として提出いたしました。 また、最近の話でございますが、夏休み中には両高校に対しまして一度私から話させていただきたいということで先生方を集めていただき、敦賀高校にも参り、こういう状態が続くのでは困る、敦賀高校頑張ってくださいというお話をさせていただきました。気比高校にも同じように職員会議の中に時間をとっていただきまして、私の憂えております点きちっと説明させていただきました。これをきちっと高校側がやっていただくことがまた高校側を伸ばすことでもあるという認識では一致しております。 ただ、スポーツ関係等で優秀な成績を上げますと報道関係が取り上げてくれます。学校のいわゆる進学関係につきましては、十数年前までは3月ごろになると、どこどこ高校のだれだれがどこどこ大学へ入ったというのがずっと掲載されて、ああ、ここへ入っているのか、ここへ入っているのかということがございましたが、プライバシー関係の問題でそういう報道がなくなり、いわゆる進学関係につきましては不明確な点が多くなってまいっております。 そういう中で、敦賀高校の例を御紹介いたしますと、敦賀高校も力を入れております。この3年間の進学状況を見せていただきますと、例えば平成13年度、国公立大学へ18%であったものが、平成14年度は28.6%、また平成15年度には29.7%というふうに伸びてきておりますし、いわゆる難関校への挑戦ということで特別進学コース等を設置して教員一丸となって指導に当たるということでございますし。 また気比高校につきましても昨年度、医学部に4人進学するというようなこと。あそこは中高一貫でございますが、いわゆる中学から上がってきたクラスと、また一般応募で入りました特別進学者、そういうものをまじえた特別進学ホームを、30人ぐらいのホームでございますが、そこで進学指導ということを行っております。したがいまして、周辺の高校に決して負けない努力を先生方がなさっている。 また敦賀工業におきましても例年、国立大学のこれは技術系でございますが数名入っております。また工業卒業生、恐らく500名近くの者が嶺南各原子力発電所におりますので。今議会ではいろいろ問題になっておりますが、嶺南の原子力発電所の安全は、私は敦賀工業高校卒業生が担っているというふうに考えております。 そのような意味で3高校とも頑張ってやっておりますので、今後とも市民の皆様ももう一度地元の学校を見直していただきたい。 また短大の方につきましても、各学校に対しまして、私は最低でも気比、敦高から20名ずつ、工業から10名、50名は行っていただきたいというふうなお話をしておりますし、市長も申していましたように、4年制を望むのなら編入により行くことが可能であるというようなことも訴えております。 より市内の学校がもう少しお互いを知るという意味でPTAの方々にもお願いをいたしまして、今まで義務制のPTAだけであったものが高校のPTAの方々と一堂に会して先日も会議を持たせていただきました。そのような中で、敦賀市民一丸となって地元の子は地元で育てようじゃないかという運動をより強く私自身は強めてまいりたいと考えております。 |
18 : 建設部長(宇野順二君)それでは、岡本議員の御質問、2点ございましたが、お答えをいたしたいと思います。 まず、河川の土砂の堆積の件でございますが、これにつきましては機会あるごとに県に土砂の撤去をお願いいたしているところでございます。その結果、笙ノ川あるいは木ノ芽川につきまして部分的に作業をしていただいておりますが、御指摘の区間を含めまだまだ必要なところがございますので、県に対し改めて適正な管理に努めていただくように要望していきたいと存じます。よろしくお願いをいたします。 2点目の国道8号の歩道の件でございますが、これにつきましては去る8月の子ども議会でもこのような御質問をいただいたわけでございます。 つきましては、改めまして国土交通省と協議をいたしております。ちょうどその国道8号の歩道の下に水路がございまして、水路の断面の確保という課題がございますが、国土交通省では前向きに取り組んでいくという回答をいただいておりますので、よろしく御理解をいただきたいと存じます。以上でございます。 |
19 : 8番(岡本正治君)教育長、それから建設部長に、それぞれお答えをいただきましてありがとうございます。 きのうも短大の問題で市長申しておりましたが、確かに生徒が入ってくるということは経済効果は大きいと。しかし逆に、今高校の問題では逆の現象でございます。このまま例えば3年間ことしと同じような入試の状況が出れば、100名近い生徒が市外へ流出すると。これは大きな経済効果のマイナスでございます。 どうかこの辺も含めて、ひとつ市当局といたしましてもこの問題に今後重要な目を向けていただきたいなというふうにお願いを申し上げまして、質問を終わらせていただきます。 |





