議会報告

平成15年第6回臨時会 (第1号)

42 :8番(岡本正治君)

市政会の岡本正治でございます。

私は、第85号議案 職員の給与に関する条例の一部改正の件につきまして、賛成の立場から討論を行います。

ここ5年来、長引く経済情勢の低迷の中で、民間企業におきましては厳しい経営環境を強いられておりまして、この状況を乗り切るため経費の縮減等のさまざまな取り組みが行われております。そして給与につきましても、ベースアップの中止やベースダウン、定期昇給の停止、賃金カットなど懸命な経営努力が行われておりますが、民間給与の水準は平成11年以来連続してマイナスという状況が続いております。

こうした社会経済情勢の中、公務員には公務員の給与を民間労働者の給与水準に均衡させるという民間準拠を基本として、労働基本権が制約されている代償措置としての人事院勧告制度がありますが、その人事院勧告において昨年、制度創設以来初めて基本給の引き下げを伴う勧告が行われ、敦賀市においても2%の削減を実施されたところであります。

公務員の給与改定は、今日まで人事院勧告を尊重し給与のアップダウンに関係なく毎年遵守してきたところであり、議会におきましても公務員の人事院勧告を尊重する思いとそれに準じた改定を毎年支持してきているものでございます。また、市民の理解も得られてきたものと考えるものでございます。

今回の改定は昨年に引き続きマイナス改定されるもので、職員にとっては大変厳しい内容であり、また先ほどの反対討論の趣旨も十分理解できるもので、今回の改定は苦渋の選択でありますが、地域経済の状況や雇用情勢、市民生活の実情等、また将来に向け人事院勧告を尊重する立場を考え合わせれば、今回の民間給与との格差是正分としての1.1%給与引き下げ等の改定はいたし方ないという思いから、第85号議案 職員の給与に関する条例の一部改正の件に賛成するものでございます。

議員各位の御賛同をよろしくお願いいたしまして、賛成討論とさせていただきます。